*** 滞在日誌 ***
7月26日(水)
7月27日(木)
7月28日(金)
7月29日(土)
7月30日(日)
7月31日(月)
8月1日(火)
派遣生によるレポートです。日付をクリックすると、詳細を見ることができます。

7月26日(水) 

 今日は、待ちに待った太原市への出発日です。朝早くに姫路駅に集合し、バスに乗って関西国際空港に行き、飛行機で青島空港に行く予定です。しかし、乗るはずだった飛行機が定刻より1時間以上も遅れてしまい、空港でかなり待つことになりました。
 また、青島空港に到着後、元々乗るはずだった飛行機に乗り遅れてしまいました。予定では太原に午後4時に着くはずでしたが、結局、4時間遅い午後8時到着になりました。
  大幅に遅れてしまいましたが、久しぶりにホストブラザーに会えて、移動の疲れが少し取れた気がしました。これから6日間のプログラムがとても楽しみです。

 
7月27日(木)① 

 朝、ホストファミリーの車で、太原第四十八中学校に向かいました。車内から大きなビルがたくさん立ち並んでいる様子を見て、姫路よりも随分と都会であることに驚きました。中学校で行われた歓迎会では、太原の生徒の皆さんが合唱や舞踊、琵琶などの楽器を演奏してく ださり、中国の伝統文化に触れることができ、とても楽しかったです。歓迎会の最後には、中国らしい赤い紐で出来た飾り物などのお土産を頂き、とても嬉しかったです。
  歓迎会の後、バスで移動し、山西石炭博物館を見学しました。館内には、石炭で造られた像や昔石炭を発掘するために使われていた道具などが展示されていました。中でも、発掘現場で乗っていたトロッコを再現したものは、スピードも速く迫力満点でした。

 
7月27日(木)② 

 午後は、山西省博物院見学に行きました。外から見るととても大きな建物で、中に入る時も荷物検査をされるなど、とても厳重な警備でした。博物院は4階建てで、各階に恐竜の化石や昔の中国の貨幣や器、絵画など が展示されていました。とても広かったので、今自分がどこにいるのかわからないことがたびたびありました。この博物院ではいろいろな展示がされているので、自分の興味のある階を自由に見て回りやすいので、いいと思いました。
  夜は、ホストファミリーと一緒にデパートに行きました。夜だったのに人がたくさんいて驚きました。オペラハウスや音楽ホールもありました。機会があればまた行きたいと思います。

 
7月28日(金)① 

 午前中、世界文化遺産に登録されている平遥古城に行きました。移動の際、およそ6人乗れるカートのようなものに乗りました。その日は運悪く雨で、少し肌寒く感じました。  平遥古城は、姫路城と同じように敵から城を守る仕組みがたくさんあって、非常に興味深かったです。自由時間には、各自お土産選びをしました。私は、中国剪紙(切り絵)を購入しました。中国剪紙は、世界無形文化遺産に登録されているそうです。
  お昼は、平遥古城の中にあるレストランで食べました。あまり口に合うものが見つからず、野菜ばかり食べていました。私は、平遥古城の昔さながらの風景、街並みなどがとても気に入りました。日本では味わえない感動を体験できてよかったです。

 
7月28日(金)② 

 午後は、喬家(きょうか)大院見学でした。残念ながら、雨が降る中での見学となってしまいましたが、昔の大商人の喬家がどのようにして栄えていったのかを学ぶことができました。現代のどんなお金持ちでも、喬家大院のように大きな邸宅を建てることはできないだろ うと思いました。正直、広くて見て回るのは大変でしたが、色々なことを学ぶことができ、良かったです。  
 喬家大院見学後、井州飯店で晩御飯を食べました。ビュッフェ形式のレストランで、おいしそうな料理がたくさんありました。中でも、羊肉の串焼き、デザート類が特においしかったです。初めて派遣生みんなで一緒に食べた夕食で、とても楽しかったです。皆で良い時間を過ごせました。

 
7月29日(土)

 週末はホストファミリーとの自由行動でした。午前中、山西省汾陽市の賈家荘に行きました。ここではハイジが乗っているような大きなブランコで遊んだり、お土産を買ったり、醤油の飴や湯葉を食べたりしました。湯葉は、ちょっぴり辛いタレにつけて食べ、おいしかったです。
 昼食後、ホテルにチェックインし、しばらくホテルで休んだ後、午後は国営の汾酒(ふんしゅ)工場に行き ました。汾酒は、中国八大名酒の一つで中国ではとても人気のあるお酒です。工場は、電動カートで移動しなければならないほど広かったです。工場内の博物館では汾酒の作り方や歴史を学び、その後、別の最古の汾酒工場と、太符観という道教の寺院に行きました。最古の汾酒工場は、今では酒は作られていませんが、汾酒が昔どのように作られていたかがよく伺えました。太符観からは、長い歴史を感じることができました。  

   
7月30日(日) 

 今日は、午前中にホストファミリーとスーパーマーケットに行きました。日本のスーパーマーケットとは違い、とても大きくて迷子になりそうでした。それに、肉のコーナーに豚の顔がそのまま置いてあったことや、野菜を自分で計って買うことなどに、とてもビックリしました。
 昼ごはんには、中国の伝統的な水餃子を食べました。皮がモチモチしていて、とても美味しかったです。午後はホストファミリーと天龍山に登りました。長い階段でヘトヘトになりましたが、頂上からの景色がとても美しく、疲れも忘れて爽快な気分になりました。
 夜は、ホストファミリーと散歩に行きました。橋の上から、汾河(ふんが)を眺めながらの夕食でした。川に映った夜景がとても美しかったです。

 
7月31日(月)①

 今日は公式プログラムの日です。早起きをして、集合場所の学校に向かっている最中に、「三菱」を模したと思われる「五菱」という車が路上にとまっていて、驚きました。蒙山大仏の駐 車場でバスを降り、大仏のある所へは、電動カートで移動しました。調べてみると、蒙山大仏の高さは奈良の大仏の何倍もありました。蒙山大仏は山の上に建っているので、電動カートを降りてからも、着くまでに結構時間がかかりました。
  途中、少し疲れたので、休憩場所にあった売店でアイスを中国語で注文しました。“あれ欲しい“という言葉を知っていたので、欲しい物を買うことができ、うれしかったです。蒙山大仏の周りには緑もたくさんあり、とてもきれいでした。また、移動に使った電動カートがものすごく速くて面白かったのですが、たまに体が浮くので怖かったです。

   
7月31日(月)②

 午後は「晋祠博物院」へ行きました。屋外のとてもきれいな場所でお寺の ような雰囲気でした。昔の建物がたくさんあり、中国の国宝も見学することができました。通訳の方に一つ一つ建物を説明してもらい、歴史や特徴がとてもよくわかりました。そして、日本とのたくさんの違いを発見しました。中には、不思議な表情の像もありました。
 そして、今もわき出ている井戸があり、姫路の生徒はみんな少しずつ飲みましたが、日本の水とは少し味がちがうように感じました。そのあとは自由行動をしました。まわりの世界とは切り離されているような場所もあり、違う世界に来たような感じで、ずっとどきどきしていました。中国のことが、また一つわかったような気がします。

 
8月1日(火) 

 太原最終日、とうとうお別れの日です。朝5時に起きて、使い慣れた洗面所で用意を済ませました。ホストブラザーが作ってくれたラーメンを食べ、一週間過ごした家に別れを告げました。
  空港では、ホストファミリーに最後の挨拶をしまし た。握手を交わし、ありがとうの気持ちを伝え、また来る約束をしました。別れた後も、名残惜しく、何度も振り返って、手を振りました。飛行機から見る中国の風景は、行きとは全く違って見えました。
  一週間、本当に有難うございました。太原での経験と出会い、感じた思いを大切にし、これからの人生に役立てていきたいです。